(アタリとアワセ)
波にただよっている電気ウキが一瞬消えたがすぐに浮いてきた。これが前アタリです。この時、糸ふけをとります。そして、2〜3秒後に電気ウキがゆっくりと沈んで行った。これが本アタリです。
この時、大アワセはせず、すっと竿を上げる事です。アワセは大きくアワセればアワセるほど魚をバラシ易くなってきます。
大きくアワセた事により、貫通している鈎の部分の穴が大きくなり、掛けたあとのやり取りの時に抜けてしまう可能性があるからです。
そのためには、あわせの方向を知ってください。
下記の図の通りであるが、必ず潮の流れとは反対の方向に軽くアワセてください。糸が出ている場合は特に竿を寝させて少し横方向・潮上側にアワセて道糸に水の抵抗を掛けるようにしてください。


(餌によるアワセのタイミング)
 メバル釣りには春夏秋冬を通して色んな餌を使用しますが、餌によりアワセのタイミングが違うと思っていいでしょう。
簡単に餌別にアワセのタイミングを記してみたいと思います。


砂虫・青虫等遅アワセが良い  
これは、まず、尻尾からくわえて(前アタリ)、そして一気に大きく口を開けて吸い込んでいきます(本アタリ)。

シロウオ・メダカ・イカナゴ等の小魚及びシラサエビ・ブツエビ等の甲殻類の場合はアタリがあったらすぐにアワセても高確率で鈎掛かりすると思われる。
この場合言える事は、これらの餌は頭部がはっきりしていると言う事である。猛獣が動物の息の根を止めるには必ず首に噛みつくように、メバルもそれらの餌の息の根を止めるために頭部に噛みつく確率が高い訳で、頭部には鈎があるため掛かり易いものと思われる。しかし、食い渋っている場合は、この限りではないので注意。

是非、実践してみてください。

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