アワセ方とアワセのタイミングについて
〇波止際のアワセ方は竿をそのまま上に上げてアワすのではなく、波止の沖に向けてアワセてください。メバルに限らず、波止に住み付いている魚はアワセた瞬間、本能的に自分の住処である波止の方に走りますから、沖に魚を引き出す事です。サグッている格好のままの状態で竿を上に立てると波止の中に入られたり、波止のコンクリートに道糸が擦れて切れる恐れがあります。
〇沖でメバルを掛けた時は、アワセたあと、竿でためて道糸を緩めないことです。緩めた瞬間、根に持ち込まれますから、常に張った状態を保ってください。
一定の速さで巻くか、大物であればポンピングで巻いてください。
○アワセのタイミング
サグッていると・・・メバルが餌を発見!
美味そうやな。ちょっと食べてみよう!(これが前アタリ)
持って帰ってゆっくり食べよ〜っと♪♪ (これが本アタリ)
上の図の時点ではまだ手元には重さを感じていません。
手元にズシッときた時にはメバルが鈎を外そうともがいている状態が手元に伝わってきているので、タイミング的には遅すぎるわけです。
釣り人は手元にズシッときたメバルを釣り上げて、釣ったと喜んでいるが、実際には釣れていたのであって、釣れていたと、釣ったのでは大きな差があるわけである。
○餌によるアワセのタイミングは夜のウキ釣りのアワセ方に記載しています。